まんべくん(ゆるキャラ図鑑No.22)
こんにちは。ぼけねこです。
本日のゲストは懐かしのこの方
まんべくん
2010年にtwitterを始めたことを契機に、毒舌キャラで売り出したまんべくん。
一時は時代の寵児となり、北海道のド田舎・長万部町を
全国に知らしめる立役者となりました。
しかし、人(ゆるキャラ?)は、
多くのものを急に手に入れると、自身を見失ってしまうものです。
2011年8月、まんべくんは太平洋戦争に関する
かなり突っ込んだ発言をtwitterで行い、大炎上してしまいます。
結果、まんべくんのtwitterアカウントは閉鎖、
中の人はまんべくんの使用許諾をはく奪されてしまいました。
まんべくんの発言内容が正しいか正しくないか、
そのことについてここで議論はしませんが、
ゆるキャラが安易に立ち入るべきではない領域に入ってしまった、
ということは確実にいえると思います。
レッドゾーンに敢然とダイブしたまんべくんは、
世間から抹殺されることとなりました。
ふなっしーも結構ぶっとんでいますが、
①非公式キャラであること(船橋市の公式キャラではない)、
②一見とがって見えるがヤバい発言はしていない(テンションが高くてヤバいだけ)
という点が決定的に違っていたのかなと思います。
一見とがっていて、実は本当にヤバいポイントは外しているのです。
まんべくんの炎上が2011年8月、ふなっしーの出現が2011年11月ですから、
ひょっとしたらふなっしーの中の人は、
まんべくんの良い面だけでなく、悪い面も参考にしたのかもしれません。
その意味では、ふなっしーはまんべくんの系譜を受け継いでいるといえるのでしょうか。
まんべくんを失ったことはゆるキャラ界にとって大きな損失ではありましたが、
その死は決して無駄ではなかったのです。
(※一応いまも活動を続けているみたいですが、昔のまんべくんほどの存在感はありません)
なお、当時のブログをみると、まんべくんの中の人が
長万部町のエライ人たちともめまくっていた様子が伝わってきます。
普通にどろどろしており、読んでいて楽しい文章ではないですが、
興味があればどうぞ。
(参考:まんべくんを続けられない理由 - ネ土長の真面目ブログ)
↓まんべくんのおまもりです。厄災から守ってくれるとのことですが、説得力に著しく欠けています。