戸越銀次郎(ゆるキャラ図鑑No.94①)
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戸越銀次郎
戸越銀次郎はその名の通り、品川区の戸越銀座のキャラクター。
「よくキツネに間違われるが、実はネコ」とは自己紹介からの引用ですが、筆者はトラだと思ってました。
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さて、戸越銀座といえば、大崎界隈の町のこと。
ここまでくれば、察しの良い方はおわかりのことでしょう。戸越銀次郎はあの悪名高い大崎一番太郎やノン子などと同じエリアで活動をしています。
彼らと同じく、戸越銀次郎は犬山秋彦氏により生を受けました。つまりは犬山ファミリーの一員。
犬山ファミリーは大崎駅周辺、山手線のあの一角で盛んに活動を繰り広げており、いまにも街そのものをジャックしそうな勢いです。
ある日起きたら街中ゾンビであふれていた…みたいな設定は映画や漫画でたまにみますが、それがリアルに起こりそうで、懸念が非常に高まります。
彼らのようなキャラで埋め尽くされた街…。想像するだに恐ろしい。カラフルで視覚的にもうるさい。牛丼屋の席などは、一体当たり二席分くらいは占有するでしょうから、混雑すること必至です。
そんな犬山ファミリーの中において、数少ない良識派に見えるのが「銀ちゃん」こと戸越銀次郎。
風貌を見ても常識人ですし、同じく犬山ファミリーのスパンキー先輩を慕っている点にも好感がもてます。
しかし、世の中フクザツなもので、人気度・知名度では「戸越銀次郎>>>>>>>>スパンキー」という図式が定着しています。完全に「後輩>先輩」の関係。
なんと一時期は、「キャラがかぶる」という理由で、先輩であるスパンキーが地元の町を追い出されたことがあるほどなのです。たしかに見た目等は似ていますが、あんまりの仕打ちです。
そしてその後、銀ちゃんが十分な知名度を得たことで、「スパンキーと間違われる心配がなくなった」との判断が下り、スパンキーはようやく帰京を許されました。スパンキーとしては面目丸つぶれ。
銀ちゃんはスパンキーのことを相変わらず慕っていますし、ネットを見る限り、彼がスパンキーを積極的に追い出したという情報は見当たりません。
けれど、毒舌な筆者としては、ついこう邪推してしまうのです。
先輩を追放するよう、銀ちゃんが裏で働きかけたのではないか、と。
一番純粋で人の好さそうなキャラが実は悪いヤツだった…映画なんかだとよくあるパターンです。しかも、スパンキー先輩がいない間に、銀ちゃんはその地位を確固たるものにしてしまったのです。
つまり、一番得をしている。
コ〇ンや金〇一少年などでは、動機のある人間が真っ先に疑われます。
その点銀ちゃんは不足なし。裏で何かあったのでは、とつい考えてしまうというものです。
銀ちゃんが本当に黒いかどうかは筆者の知るところではありませんし、そうでないことを切に願います。試しに「戸越銀次郎 黒い」とグーグル先生で検索したところ、それらしき噂は見つかりませんでした。まあ、筆者の思い過ごしなのでしょう。
とにもかくにも、結果的には一定の地位を占めることになった銀ちゃん。
2015年の夏には、他のキャラクターたちと一緒に台湾遠征を実施しています。それについてもつらつら書こうかと思うのですが、例によって長くなってしまいました。
犬山ファミリーの面々は、ツッコミどころが満載なので、つい長くなっていけません。
続きは次回書くので許してください。
では!