エコハちゃん(ゆるキャラ図鑑No.63)
こんにちは。今回紹介するのはこちらのゆるキャラ
エコハちゃん
最近の世間は、暴力団・山口組が分裂するとかいうニュースでもちきりです。
時流に乗りたい筆者としては当然、「山口組 ゆるキャラ」で検索をかけてみるわけです。
その結果引っ掛かったのがコチラのエコハちゃん。
エコハちゃんは山口県宇部市のゆるキャラとのこと。
つまり、山口組とは一切関係がありません。
きっと、「山口」というワードにグーグル先生が反応してしまったのでしょう。
冷静に考えて(冷静に考えなくても)、暴力団にゆるキャラとかいるはずありません。
暴力団のゆるキャラってあまりゆるくなさそうですし、万一かわいかったとしても、それはそれですごく嫌です。よくよく見ると小指が一本ないとかね。
とりあえず、エコハちゃんに話を戻しましょう。
エコハちゃんは山口県宇部市のエコキャラクター。
エコをPRするので、「エコハちゃん」とのことです。
まず見て思うのが、ピカチュウに酷似しているということ。
(参考:ピカチュウ(図鑑No.25) - 毒舌!ゆるキャラ図鑑)
いくらエコといえど、人様のキャラを勝手にリサイクルするのはさすがにマズいでしょう。
しかも相手は天下の任天堂。
2011年には「ピカチュウ(※もう少し正確に言えばピチュー)に似ている!」と話題になり、ついに株式会社ポケモンがその腰をあげるにいたります。
その際の制作者サイドの弁明が、「絵の時点では似ていなかった。着ぐるみにした際、似てしまった」というもの。
上記が絵の段階でのデザインです。
まあ微妙なラインではありますが、ギリギリ似ていないと言ってもよいところでしょうか。
佐野氏のオリンピックロゴ/ベルギーの劇場ロゴ程度の類似性ということで許してやることはできるでしょう。
しかし、いくらなんでも着ぐるみは似すぎています。
なにがどうなって、ピカチュウの着ぐるみができてしまったのでしょう。着ぐるみのデザイン担当者は、制作中ヤバいとか思わなかったのでしょうか。
「エコはエエことだ!」とか騒ぎつつ、原案をポケモンに進化させてしまったのでしょうか。
結局両者の間で話し合いがもたれ、「着ぐるみの方は使わない」ということで決着がつきました。
両者納得し、円満解決に至ったのはなによりですが、気になるのは着ぐるみの行方です。
エコハちゃんの着ぐるみは、その後どうなったのでしょう?
なんとなく、リサイクルはされず、ダイオキシン出しまくりの廃棄処分にされているような気はしますが、筆者の思い違いであることを強く祈ります。