むすび丸(ゆるキャラ図鑑No.43)
こんにちは。ぼけねこです。
今回紹介するのはこちらの方
むすび丸
むすび丸は宮城県の公式キャラクター。
いろいろなところへ出かけて宮城県をPRするのがお仕事で、何もすることがないときは県庁の一階ロビーでお客さんをお出迎えしているそうです。
案外やることないのかな、と少々心配になってしまいます。
そんなむすび丸ですが、公式HP曰く、
豊かな食と文化に恵まれた宮城を「おにぎり」で表現し、「伊達」を象徴する伊達政宗公の兜の飾りをつけて擬人化
とのことです。
後半部分はわかります。
宮城県は伊達の土地ですし、それを兜の飾りで象徴するのは当然です。自然な流れといえるでしょう。
しかし一方で、「豊かな食と文化に恵まれた宮城をおにぎりで表現」
タイム
ちょっと待ってください。
なぜ、「豊かな食と文化」が「おにぎり」と結びつくのでしょう。
なんとなく読み流してしまいそうな一文ですが、よくよく考えて、おにぎりである必然性はどこにもないという気がするのはわたしだけでしょうか。
宮城なら牛タンとか笹かま、あるいは萩の月など、他にいくらでもあったと思うのです。
公式HPを漁ってみても、おにぎりであることにそれ以上の言及はありません。なんとなく、「おにぎりカワイイしまあいいじゃん」という意図が見え隠れしているのが怖いところです。
さて、そんなむすび丸。
どうやらアニメもあるらしく、それを紹介するHPまであります。
かわいいだけあってHPも無駄に充実しており、キャラクター紹介、動画紹介はもちろん、きょうのおみくじなるコンテンツまである始末。
おみくじは「一日一回までだよ」とあるにもかかわらず、つい何度もやってしまいました。
しかし、これがなかなかクレイジーな内容なのです。
「広瀬川(仙台の河川)でコスプレごっこをすると良い」
「天文台でジャグリングをすると良い」
など、下手をすれば警察に捕まりかねない行動をつきつけてきます。
また、今日のラッキーおむすびなるアイテムも表示されるのですが、なっとうむすび、いちごむすびなど、どう考えてもマズそうなおにぎりを勧めてくるのです。
あまりふざけると焼きおにぎりにして食ってやるぞ、とむすび丸を脅してやりたくもなりますが、流血沙汰はゆるキャラ界にふさわしくないのでやめておきましょう。
なお、ゆるキャラ図鑑である以上、HPをしぶしぶ下記に掲載します。ただ、みてもあまり良いことはない、という点だけは強調しておきます。
(URL:アニメむすび丸 公式ホームページ)