カセ坊(ゆるキャラ図鑑No.42)
こんにちは。ぼけねこです。
現在お盆のため、故郷の山形へ帰省中。
というわけで、今回は山形県上山市からのエントリー
カセ鳥
かわいい。
地元なのでひいき目にしか見ていませんが、かわいいです。
ビジュアルだけなら全国区イケるんじゃないでしょうか
ただ残念ながらこのゆるキャラ、現時点で日の目は見ていません。
というより、そもそもtwitterやfacebookをやっていないようなのです。
ネットで見つかる情報といえば、せいぜい上山市商工会HPにある程度のものです。
(参考:http://www.kaminoyama-shokokai.org/kasebow.htm)
「山形は案外魅力があるのに、宣伝が下手だからダメなのだ」とは県外の知り合いからのコメントですが、たしかにその通りなのです。
ポテンシャルは秘めているにもかかわらず、自己アピールは下手なのです。
というわけで、わたしもゆるキャラ図鑑主催者のはしくれとして、この場をお借りし、山形のゴリ押し&ステマを行う所存です。
さて、カセ坊は山形県上山市の伝統的なお祭り・カセ鳥をモチーフにしたゆるキャラです。
カセ鳥は、毎年二月のくそ寒い中行われます。おじさんたちがなぜか藁の衣装を着て、ほぼ裸で街を練り歩き、住民から冷水を浴びせかけられるという、かわいさとは無縁の鬼畜なお祭りなのです。
参考画像1:怪しい姿の怪しい男たち
参考画像2:水をかける住民とかけられる男たち
筆者も水をかける側の人間として参加したことがありますが(当然です)、そもそも冬の山形、上着とか着こんでいるにもかかわらず非常に寒く、途中で帰ってしまった記憶しかありません。
大人たちはどうしてこんなことをするのだろう?
子ども心に不思議に思ったものです。そして、大人になったいまも、彼らの奇行の理由はわからぬままです。中の人はドMなのでしょうか。
今後カセ坊が、お祭りへどのようにかかわっていくのか。
カセ坊の着ぐるみは、果たして防水加工がなされているのだろうか。
筆者には知る由もありませんし、たぶん知らぬまま時だけが過ぎていくような気もしますが、それはそれでまあいいでしょう。
ちなみに、カセ坊の初出はカセ鳥ではなく、2013年9月の全国かかしまつり。
これも同じく上山市のお祭りで、「全国」と謳っているものの地元民以外あまり注目していない行事です。とはいっても個性豊かなかかしが並び、なかなか見ごたえがあります。
これ単体を目的に行くのは正直どうかと思いますが、9月の山形は気候的にも過ごしやすく、食べ物もおいしいです。
暇で死にそうなのであれば、ぜひ一度いらしてみてください。
以上、山形の宣伝でした。みなさん良いお盆をお過ごしください。